プラズマローゲンが脳の疲れを取る?!

産学共同チームの大発見!

「プラズマローゲン」って、なんのこと?初めて聞いた!という方も多いはず。そうなんです、この成分が知られるようになったのは、つい最近のこと。九州大学と福岡大学、そして民間企業などで組織された産学共同の研究チームが2006年から2015年にかけて行った研究の成果が明らかになり、一躍、脚光を浴びるようになりました。

この研究チームは、なんと、「アルツハイマー型認知症がプラズマローゲンで改善する」ということを世界で初めて証明したのです。さらに、「プラズマローゲンが細胞の新生を引き起こす」ということも証明しました。詳細:⇒プラズマローゲンは認証改善に (記事:プラスキレイ)

はじまりは「脳疲労理論」から

研究チームを率いたのは、藤野武彦氏(九州大学名誉教授)です。医師として臨床を重ねながら健康科学の研究を続け、1991年に独自の「脳疲労概念」とそれに基づく新しい健康法「BOOCS法」(Brain Oriented Oneself Control Systemの略称。脳疲労解消法)を確立させました。

メタボの原因は脳疲労!

ウォーキング

ここで、ちょっと「BOOCS法」についてお話ししましょう。

無理な運動を続けることで筋肉が疲労するのと同じように、ストレスがかかる状態で脳を動かし続けると、脳も疲労します。五感が鈍くなり、判断力や決断力、認識力も低下します。これがきっかけで、メタボリックシンドロームや肥満、高脂血症といったような生活習慣病につながっていく。だから、脳疲労を解消すれば、生活習慣が正常化し、健康が取り戻せる。その方法が「BOOCS法」です。内容はとても簡単で、いつでも、誰でもできます。

 

今日からでもできる!BOOCS法

  1. 「たとえ健康に良いことや良い食べ物も、嫌であれば決してしない・食べない」
  2. 「たとえ健康に悪いことでも好きでたまらないか、やめられないことはとりあえず続ける」
  3. 「健康に良くて、しかも自分がとても好きなことを一つでもいいから始める」

BOOCS法を続けると脳疲労が解消し、肥満症が改善。その後の死亡率が半減したという研究成果も発表されています。

そして、脳疲労は生活習慣病だけでなく、アルツハイマー型認知症、うつ病、パーキンソン病などの原因になっていることも分かってきたのです。これらの疾患から脳を守るために大切なことはなにか。

それが、脳を活性酸素から守る「抗酸化作用」です。

研究チームは、プラズマローゲンが脳の抗酸化作用に大きく貢献することを発見したのです。
人間の脳の約65%は脂質でしめられており、その半分がリン脂質となっております。ちなみに、プラズマローゲンとは、リン脂質であり一種なので、もちろん、脳内に存在するものになります。

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